サンドボックス(The Sandbox)の始め方ガイド

The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、ブロックチェーン技術を活用したメタバース系のNFTゲームです。マインクラフトのようなボクセル(体積ピクセル)でできた世界で、自分のアバターを操作しながら仮想空間を探索したり、アイテムや土地などのデジタル資産を作成・売買して遊べます。特別なクリア目標はなく自由に楽しめるのが特徴で、土地(LAND)やアイテム(ASSET)といった資産はNFT(非代替性トークン)として管理され、プレイヤー同士で売買して利益を得ることも可能です。最近は有名企業も多数参入しており、大きな注目を集めています。

本記事では、サンドボックス初心者でも簡単に始められるように、「サンドボックスの始め方」をわかりやすく解説します。まずはプレイに必要なサンドボックス推奨環境(PCスペック)や準備物を確認し、続いて実際の始め方をステップごとに紹介します。カジュアルな口調で進めていきますので、気軽に読み進めてくださいね。

サンドボックスを遊ぶための推奨環境と準備

The Sandboxは現在PC(Windows/Mac)のみ対応で、スマホではプレイできません。App StoreやGoogle Playにある「サンドボックス」という名前のゲームは本作とは別物なので注意しましょう (スマホから公式サイトでアカウント登録だけ行うことは可能です)。そのため、まずはサンドボックスPC環境を用意しましょう。推奨されるPCスペックの目安は以下の通りです。

  • OS:Windows 10 (64ビット) / ※Macの場合、公式発表はありませんが macOS 10.13以降 (Appleシリコン搭載なら尚良い)
  • CPU:クアッドコア 3GHz 以上 (Intel Core i5-8400 相当以上)
  • メモリ:8GB 以上
  • グラフィック:VRAM 2GB以上のGPU(例:NVIDIA GeForce GTX 760 以降)
  • ストレージ:空き容量 2GB以上

上記のサンドボックス推奨環境を満たすPCであれば快適にプレイできるでしょう 。Windows PCであれば2021年以降発売の10万円程度のモデルならまず問題ありません。Macでもプレイ可能ですが、少なくともメモリ8GB以上のM1搭載モデルならスムーズに動作すると言われています。まずはお使いのPCで問題なく動くか、公式サイトからゲームをダウンロードして後述のテストプレイを試してみると良いでしょう。

また、本格的にSandbox内でNFTを売買したりブロックチェーン機能を使うには、仮想通貨ウォレット(例えばMetaMask)の準備が必要です 。ウォレットはゲーム内の資産管理やSANDトークンの利用に使います。まだウォレットを持っていない場合は、始める前に無料で作成しておきましょう。ウォレットの作成自体はスマホアプリでもできますが、SandboxはPCで遊ぶゲームなのでPCのブラウザにウォレット(MetaMask)を導入しておくことをおすすめします。

The Sandboxの始め方(手順ガイド)

それでは、いよいよサンドボックス初心者の方向けに具体的な始め方を見ていきましょう。正しい手順さえ押さえれば、The Sandboxの世界に簡単に飛び込むことができます。ここではアカウント作成からゲーム開始までの流れを4つのステップで解説します。

  1. 仮想通貨ウォレット(MetaMaskなど)の準備
    The Sandboxを利用するには、Web3対応の仮想通貨ウォレットとゲームアカウントを連携させる必要があります。一般的にはMetaMask(メタマスク)というウォレットがよく使われています。まだウォレットを持っていない場合は、MetaMask公式サイトからブラウザ拡張機能をインストールし、新規ウォレットを作成しておきましょう(所要時間5分程度です)。ウォレットがあれば、Sandbox内で土地やアイテムのNFTを管理したり、SANDトークンを利用した取引が可能になります。
  2. Sandbox公式サイトでアカウント作成
    次に、The Sandboxの公式サイト(sandbox.game)へアクセスし、アカウントを作成します。右上の「サインイン」あるいは「アカウント作成」をクリックすると、登録方法の選択肢が表示されます。MetaMaskなどのウォレットと連携して作成する方法のほか、メールアドレスやGoogleアカウントで新規登録する方法も選べます。ここではウォレット連携(MetaMask)による登録手順を紹介します。ウォレット接続を選択後、「MetaMaskで続行」をクリックし、ウォレット側で接続を承認しましょう。 ウォレットの接続が完了すると、Sandboxにアカウント情報を登録する画面になります。ユーザー名(表示名)とメールアドレス、ログイン用パスワードを入力し、規約への同意と「私は人間です」のチェックを入れて「アカウントを作成」をクリックします 。すると自動でアバター作成画面に進み、ランダムに生成されたあなたの3Dアバターが表示されます。アバターは後から変更可能なので、ひとまず表示されたアバターで問題なければ「次へ」をクリックしてください。以上でSandboxのアカウント作成は完了です 。
  3. ゲームクライアントのダウンロードとインストール
    アカウント登録ができたら、実際にゲームをプレイするためのSandboxクライアントをPCにインストールしましょう。Sandbox公式サイトにログインした状態で画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリックすると、対応するインストーラーがダウンロードされます(Windows版とMac版があります)。ダウンロード完了後、インストーラーを起動して画面の指示に従いSandboxをインストールします。インストールが終われば準備完了です。
  4. Sandboxにログインしてプレイ開始!
    セットアップしたゲームクライアントを起動すると、Webブラウザが開いてSandboxのログイン画面が表示されます。先ほど登録したユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入力してログインしましょう。ログインが成功すると、いよいよSandboxの仮想世界にあなたのアバターが降り立ちます。基本的な操作方法はW/A/S/Dキーでアバターを移動、Eキーで話しかけ・調べる、スペースキーでジャンプなどマインクラフトに近い操作感です 。最初はチュートリアル的なエリアで移動や会話の練習ができますので、画面の指示に従って操作に慣れてみてください。 TIP: 現在ゲーム内の表示言語は英語のみですが、日本語が苦手な場合はスマホのカメラ翻訳アプリを使って画面を翻訳するなどの方法もあります。また、必要に応じてSandbox公式サイトの日本語ドキュメントやコミュニティも参考にすると良いでしょう。

Sandboxで広がる楽しみ方 – 作る・稼ぐこともできる!

以上でサンドボックスの始め方はバッチリです。単に他ユーザーが作ったゲームをプレイできるだけでなく、Sandboxならではのクリエイティブな楽しみ方もぜひ体験してみてください。

例えば、Sandboxが提供するツール「VoxEdit(ボックスエディット)」を使えば、ゲーム内で使えるキャラクターやアイテムを自分でボクセルアート作品としてデザインして作成できます 。作ったオリジナルのモデルはNFTとして発行し、マーケットで販売することも可能です。また、プログラミング知識不要のゲーム制作ソフト「Game Maker」を使って、自分だけのゲームやアトラクションをメタバース内に構築することもできます。これらを駆使すれば、メタバースのクリエイターとして他のプレイヤーに作品を披露したり、収益化を目指したりすることもできるのです。

さらにSandbox内の経済では、仮想通貨SANDやNFTアイテムの取引によるプレイ・トゥ・アーン(遊んで稼ぐ)要素もあります。たとえばゲームで獲得した報酬をSANDで受け取ったり、土地やレアなアイテムを高値で売却したりといったチャンスがあります。ただし、価格変動や買い手が付くかといったリスクもあるため、最初は「あそんでみる」感覚でメタバース空間を楽しむところから始めるのがおすすめです。

まとめ

The Sandboxは初心者でも無料で気軽に始められるメタバースゲームです。必要なのはPCとインターネット環境、そして暗号資産ウォレット(必要に応じて)くらいで、基本プレイ自体はお金をかけずに体験できます。本記事で紹介した手順に沿って進めれば、サンドボックス初心者の方でもスムーズに公式サイトでのアカウント登録からゲーム開始まで辿り着けるはずです。

仮想空間での冒険やものづくり、そしてNFTならではの経済体験など、Sandboxには無限の楽しみ方があります。ぜひ自分なりのペースでメタバース世界を満喫してみてください。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、コミュニティやガイドを活用しながら遊んでいけばすぐに慣れるでしょう。さあ、サンドボックスの世界に飛び込んでみましょう!

コメント

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